献香祭

先日うちの蔵から80年以上前のものと思しき一枚の写真が出てまいりました。着物姿のたくさんの女性が三方を伝供して本殿へ献上する様子が写っており、写真の裏には〝献香〟の文字が。〝香〟といえば平安の時代には着物の袖に各々好きな香りを焚き染めていたという風習が伝わるほど、〝袖〟とは切っても切れない関係。和歌にも〝袖の香〟という詩句が多く残ります。

ということで、来年1/25(初天神の日)に献香祭を再興できるよう準備を進めておる次第でございます。道真公の愛でられた梅の香を献上したいと思います。

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