Monsenhi (Reigenhi) 〜文銭碑 (霊験碑)〜 日本語訳あり
Please take a look at that stone monument in the shape of a coin with a hole.
穴の空いた硬貨をかたどった石碑をご覧ください。
That is called “Monsenhi” or “Reigenhi”.
あれは「文銭碑」または「霊験碑」と呼ばれています。
It was built by Mohichi Ikutama, who showed his gratitude for the miraculous experience of Tenjin.
生玉茂七さんによって建てられ、天神さん(道真公)の霊験に感謝をあらわされたとのことです。
“Monsen” is a kind of coins which was used in once Japan, and is called “Bunsen”.
「文銭」とはかつて日本で使用されていた硬貨の一種で、所謂 「ぶんせん」です。
A long time ago, Mohichi served an apprenticeship as a merchant.
大昔、茂七さんは商人として丁稚奉公していました。
Unfortunately, he was wrongly suspected and falsely accused.
不運なことに、茂七さんは身に覚えの無い疑いをかけられ、冤罪を被りました。
He prayed to Sugawara Michizane many times that he would be saved from the false charge.
彼はその冤罪が晴れるよう、何度も何度も菅原道真公に祈りました。
There were many twists and turns, but Monsen that his employer’s house used proved his innocence.
いろいろとありましたが、彼の奉公先が使っていた文銭のおかげで彼の無罪が証明されました。
He was so grateful to Tenjin.
茂七さんは、天神さんに大層感謝したそうでございます。
That is why, Tenjin is known as “the God of snowflakes”.
そのような経緯もあり、御袖天満宮は、「雪冤(冤罪を晴らす)」の御神徳もあるということで信奉をあつめております。
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