御袖天満宮は、学業成就・合格祈願・就職祈願のみならず、学びに関わるさまざまなお願い事をお受けしております。

平素より学生さんやその保護者、ご家族、学校の先生や塾講師の方々から厚い信奉をいただいております当宮ですが、このたびありがたくもうちに白羽の矢が立ちまして、いじめという難問に立ち向かうこととなりました。

本の中にはうちが御袖天満宮であることや宗教的な要素は一切含んでおりませんが、「我が子一人守れずして神社は守れない」「道真公に背中を押されここまで来れたのだ」「今後娘や私達家族と同じ思いをする人が生まれませんように」「誰しもに学びの環境や機会が守られますように」という思いがこの本執筆の動機です。発端は甚だプライベートな問題でありますが、進めば進むほど、学問の神をお祀りする御袖天満宮にとっては、個人だけの問題として看過できないものだという結論に至りました。救いのない日々の中での唯一の救いは、子供達が転校先の小学校で、これまでの辛さを忘れたかのごとく、心機一転楽しく明るく学校生活を謳歌できていることです。はからずも、うちから「転校生」が2人も誕生したのです。これもひとえに、菅公の袖の御利益だとあえて言わせていただきます。（神社ですもの笑）

御袖天満宮授与所にて販売させていただきます。遠方送付も受け付けておりますので、当ホームページのお問合せ欄からもご連絡いただけると幸いです。同じ体験をされた、している当事者でなければ共感はできないほど生々しく状況や感情を記録しております。ぜひ同志の方に手に取っていただきたいです。